アートアクアリウムへ行ってきました。
正確には「アートアクアリウム展 金魚シリーズ」になるのでしょうか。金魚好きにはたまらない展覧会です。
今年で5回目の開催だそうです。年々プレスを多く見るようになった気がします。
平日ならそこまで混んでいないだろうと踏んで、今日の朝に向かったわけですが、会場15分前で既に長蛇の列ができていました。恐るべし金魚パワー。
入ってすぐに目につくのが、「カレイドリウム3D」という作品
メインの展示があるところまでの通路は、金魚コレクションの展示。和金かわいい。
ピンポンパールはいつ見ても可愛いですね。写真がとれないくらい大人気でした。
通路を抜けて、紅葉和金のお着物展示の横にメイン展示がありました。人すっごい。
一つ段を上がって、「手毬リウム」。作品名通り、手毬をモチーフにした作品とのこと。
凸レンズなど、様々なレンズの効果を生かした「リフレクトリウム No.3」、水の鏡面効果を利用した「パラドックスリウム」ときて、今年の大型作品の一つである「ロータスリウム」。
蓮をモチーフにしているからか、一層”和”感が出たような気がします。
公式サイトの作品紹介を見ると、この作品に込められているものが想像を越えていました。儚い、でもきれい。
きれいなものだから儚いと思うのか、儚いからきれいだと思うのか。変に考えてしまいますね。
プリズム効果を生かした「ギヤマンリウム」、再度「リフレクトリウム No.3」と「手毬リウム」
ここまでの手毬リウム〜ロータスリウム〜手毬リウムまでが、「水戯の舞台」という一つの作品になっているようです。全体像撮ってみたかったです。
段を降りて、複数の手毬リウムの中央に佇むのが「インフィニトリウム」
複数種類の金魚が一つの作品で見られる。まさに金魚天国ですね。
「インフィニトリウム」の奥には片岡鶴太郎さんの金魚絵画があり、そこから少し離れたところにあったのは「アースアクアリウム・ジャポニズム」という作品
上の球体の水槽は地球をイメージしているそうで、写真だとわかりにくいですが、表面の半分には水が流れていて、もう半分には世界地図が描かれています。
もう一つの大型作品はインタラクティブアート作品の「琳派リウム」
どう仕掛けられているのか地味に楽しみにしていました。が、人に埋もれてあまり見られず…。
ちょろっと見えたのは風神雷神でしたが、なにやらセンサーで金魚の軌跡を追跡して、それに合わせて絵や音を出しているとのこと。
出口のところに「ディスプレイ アクアリウム」という作品がありました。
金魚が泳いでいる水槽の後ろには獺祭が展示されています。
なんだかんだ2012年頃から見に行っていますが、その度に金魚に癒され、展示手法に驚かされています。
「琳派リウム」のセンサーを使って〜というのは世界初の試みらしく、じっくり見られなかったのが残念…。また行きたくなります。